上映会『みんなの学校』

9月9日(日)に赤い羽根の助成金をいただき、映画『みんなの学校』の上映会を開催しました。
毎年この助成金を活用して、住民の方に発達障がいについて知っていただきたく、『発達障がいの理解と支援』と題した講演会を企画して参りましたが、今回は講演会ではなく、平成25年度に文化庁芸術祭大賞を受賞した『みんなの学校』の上映会を企画させていただきました。

この公立小学校は、特別支援教育の対象となる障がいがある子も、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、みんな同じ教室で学んでいます。児童と教職員だけでなく、保護者や地域の方も一緒になって、誰もが通い続けることができる学校を作っていました。
先生同士も互いに高め合い、子どもたちのどんな状態もそれぞれの個性だと捉えていて、そのことが、周りの子どもたちや地域の方々にひろがり、学校を始めとする地域が、障がいがある子や問題を抱えた子どもたちの居心地の良い居場所となっていました。

会場におよそ130名の方が足を運んでくださいました。

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職業、お立場が教育関係や保育関係の方がたくさんいらっしゃり、感想では「感動した」というお声や「学校での学びを学習だけでなく、人としての学びにつながるものにしたい」「子どもたちに本当の意味で相手を理解すること。助けが必要なこどもに手を差し伸べることをおしえていきたい」など、思いをいただきました。

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